
よく行くスーパーのクリスマスツリーがいつまで経っても撤去されないので
いぶかしんでよく見てみると、「バレンタインツリー」に変わっておりました。
共に縁のないmanishですこんにちは。
またコレの出番か…。(斧を磨きながら)
なんだか毎年同じ時期に同じネタをやっているような気が致しますが
ネタに出来るものは親でもネタにする精神でやっておりますのでお諦めください。
親にいたっては2人目の義娘もお諦めください。
しかし、連日の大阪行き等で
珍しくちょっとネタが溜まってきておりますので
本日はその内の1つをご紹介。
2日連続大阪行きの後編は、大阪は柏原にございます
パナソニックサイクルテックに行ってまいりました。
本来はいつも通り自転車(パナソニック製)で行くはずだったのですが
流石にザンザカ雨には勝てず。
大人しく電車を乗り継ぎ乗り継ぎ…遠い…。
関西にいながら近鉄電車に何年ぶりかに乗りましたが
そう言えば阪急電車にはそれ以上乗っていないなぁ
とか何とかボケーと考えている内に到着。

この辺りは、大阪に住んでいた時期にしょっちゅう通りがかっておりましたが
中に入るのはそう言えばこれが初めてです。
何時ぞやかにシマノを訪問した時も気になりました、従業員用駐輪場。

雨でしたので近くまで寄りませんでしたが
その巨大さと、スポーツ車にも配慮された駐輪場は
流石天下のパナソニック、と思いました。
因みにスポーツ車のほとんどはやはり”Panasonic”。
会場の距離が遠い程時間に余裕を見て自宅を出てしまいますので
この日も到着一番乗り。
あまりにも早過ぎるということで、時間までショールームで
主に2012年モデルの貸切撮影会をしておりました。
全てがオーダーによる商品ですので、全体が細部に渡ってモデルチェンジ!
という趣ではございませんが、例年通り幾つかのメジャー、マイナーチェンジが
ございましたので、そこから幾つかご紹介していきたいと思います。
まずは、ほとんど変更が無いのですが
フォトジェニックでしたので撮ってみた”ORT05″。

チタンのセカンドフラッグシップモデルですが
このクラシックなレーシングデザインカラーが施されていると
また違った雰囲気になりますね。
ここで一つ目の変更点ですが、このモデルに限らず
フレーム単体で注文をすると、これまではメーカー指定のステムが付属してきました。
(一部モデルを除く)
しかしステムはブランドや重量、角度など個人の好みが反映されやすいパーツですので
2012年モデルからはそのサービスがなくなり、代わりに¥5,000値引きされております。
家に使わなくなったステムがぎょうさん転がっとる
という方には朗報なのではないでしょうか。
しかしこのレーシングデザインカラー。
がっちりしたORT(しかも太めのHバージョン)も格好良いのですが
やはりクラシックにはクロモリでしょう。
スレッドステム採用で、TANGEプレステージチューブの”ORC05″。

う、美しい…。
このクロモリロード完成車にもマイナーチェンジがございまして
これまでは、モデルによってはULTEGRAと105をご選択頂けましたが
2012年からは全モデル105とTIAGRAのチョイスに統一されました。
「えー、せっかくオーダーするんだからULTEGRAで組みたかったのにー」
という方も中にはいらっしゃるかも知れませんが
それよりは、去年10速化されたTIAGRAを選択肢に入れることにより
憧れのオーダー車を安く手に入れたい、という方への配慮がなされておりますので
この変更点は歓迎すべきだと思います。
ULTEGRAを希望される方は、フレームをご購入頂いて
こだわりのパーツでフルオリジナルマシンを作りましょう。
ところでこのORC05のエンド部分ですが
最近では珍しい逆爪タイプです。

一般的なロードのエンドは、写真の奥のような形です。

ロードで逆爪タイプを採用する利点は
事故等でホイールが曲って走行に支障が出た場合
アジャストネジで傾きを修正して、取り合えず自走可能な状態に出来る
とか、シングルギアにした場合チェーンテンションを調整出来る
等がございますが、クイックレリーズの締め付けが緩いと
ホイールが前に外れてしまう、という弱点もございます。
その点を踏まえ、パナソニックでは
シマノ105のクイックレリーズを推奨しているようです。
チタンに戻りまして、こちらの渋いカラーは”ORT15″。

このカラーも、2012年モデルで特に全般に変更された点で
選択いただける数も28色から32色へ。
そしてこのORT15に施されている”SAND BLAST(サンドブラスト)”を始め
オリジナルデサインも3つ選択肢が増えました。
因みにこのSAND BLASTはチタンフレーム専用デザインで
ORT15と”OCMT7″、”FXLKT3N”の3モデルでのみお選び頂けます。
いや、かっちょいい…。

こちらが、32色に増えたベーシックカラーの見本。

この左のフレームが、新しいデザインの”CLASSIC(クラシック)”で

こちらが”PLANTS VINE(プランツバイン)”です。

このPLANTS VINE(見たままのツル模様です)が施された自転車が
2012年新登場の”FCXC01″。
パナソニック初のクロモリシクロクロスです。
シクロクロスと言えば、パナソニックは女子シクロクロスのトップに君臨する
豊岡英子選手をサポートしておりますので
そこからフィードバックされる情報が、このシクロ車にも
ふんだんに盛り込まれていると思われます。
もちろん従来のチタンシクロ車もございますので
私もシクロクロスに参戦する時はオーダーしたいなぁ
と思っておりますが多分しません、参戦を。
こちらはクロモリロードの”ORC25″ですが、このサイズ差…。

前述のカラーもポイントですが
やはりパナソニック=オーダー製品を選ぶ最大の利点は
この身長150cmの方から2m近い方までポジションが出せる
細かなサイズの選択肢にあると思います。
その選択幅は、同じ日本のANCHOR(アンカー)より広いですので
なかなか自分に合う自転車が無い、という方や
自分だけのこだわり自転車を作りたい、という方。
また、既製の自転車ではポジションを出しにくい、という体型の方などは
ぜひパナソニックも候補に入れてみてください。
きっとお気に召していただけると思いますよ。
因みに、カスタムオーダーではなく
1mm単位での指定が可能なフルオーダーシステムも
2012年度から本格化していくそうです。
追加料金は、チタンがカスタムオーダーに+¥30,000。
クロモリが+¥25,000です。
特にクロモリは、ラグの種類が選べたりと
より細かく自分仕様が作れますよ。
余談ながら、ショールームの一角にこんなコーナーが。

これは、90年代前半にパナソニックロードがレースで活躍をしていた
古き良き時代のマシンです。
実際にレースを走った自転車だからか
ただのビンテージとは違うオーラを感じました。
メンテナンスをすればすぐに全盛期の速度で走り出しそうな、そんなオーラ。
こちらは、超レアなPOS1周年記念20日間限定販売モデル。

約四半世紀前の自転車ですが、未だに気品がありますね。
以前チラッと紹介した“RODEO”も展示されておりました。

もう一度リベンジしたかったのですが
ここで挑戦すると、展示車両をなぎ倒しそうでしたので諦めました。
そして男の子の夢、といえばこちらでしょう。

私が子供の頃に乗っていたのも同系統のものでしたが
比べるのもおこがましいほど、その装備の充実度が違います。

これ多分、ボタン操作によっては地対空ミサイル出ます。
そして説明会の後、待ちに待った工場見学がございましたが
企業秘密満載の為、工場内は撮影禁止。
そこで、言葉で内部の様子を伝えさせて頂きますと
「人がいっぱいおった!(小学生以下の感想)」。
天下のパナソニックですので、ほとんどオートメーション化されているだろう
と思いましたが、一般車(シティ車)の製造ラインでもたくさんの職人さんがいらっしゃり
非常に高い精度が要求される作業をこなしてらっしゃいました。
もちろん、より競技向けのPOSラインなどは言うまでもございません。
あの流れるような手作業は、1日中見ていても飽きない自信がありますね。
それどころかどんどん近寄っていってしまい、バーナーで焼かれそう。
そして全国出荷。
特にチタンの溶接は大変な時間と技術が必要になりますので
それがこの価格で所有出来る、ということに改めて所有欲が満たされました。
また、一般車もあれだけの人数で工程管理がなされている現場を見ると
高級車と言われる3万円台でも安い様に思えてきました。
良いものは長く使える、というのは、あの手間暇のかけ方を一度ご覧いただくと
すんなりご理解いただけるのではないかと思います。
と、すっかりパナソニックに洗脳されて帰ってまいりましたが
上記の発言に嘘偽りのないことは申し上げておきます。
あ、地対空ミサイルは多分嘘。
工場見学で使用したガイドフォンまでパナソニック製。
すごいなぁ…。
